残念ながらコロナの感染が終息せず、来週には東京他が緊急事態宣言ですので皆様の安全を考慮し謡会を中止と致します。5月の開催については、別途お知らせ申し上げます。イギリスみたいに完全にロックダウンして沈静化できないのでしょうか、民主国家日本では無理なんですかね。訪米して、昼食ハンバーガー、晩餐会無し、ファイザーのCEOとは会えずの人が指導者では無理か、思わず愚痴りたく成ります。昔は岸、池田、佐藤、田中、三木、中曽根、大平、福田等スケールの大きい政治家が綺羅星の如くいました。小選挙区制になってから国会議員と区議会議員等の区別が出来なくなりました。
私事ですが、かねて発症した心房細動のため4月19日より、2泊3日の心臓アブレーション手術を受けました。手術時間は2時間で、股の付け根の血管より心臓までカテーテルを入れての手術です、局部麻酔して朦朧としてたところ心房を焼く熱で目が覚め、その後又朦朧とし覚醒した時には、尿道内バルーンカテーテルをされ下半身を拘束された状態です。その後2時間は下半身の動きを一切禁じられ出血の有無を確認後、軽い寝返りの練習をしそのままの状態で午後3時より翌朝10時までベットでの拘束です、まいりました。何しろ生まれて此の方入院の経験が有りませんでしたから。時間を持て余して、持参した謡本定家、俊寛を謡いましたが、どうも病院のベットとの曲趣が合わず、後は自身の出生より今日迄を振り返り詠嘆するばかりです。残された人生を大切に生きることの重要性を痛感しました。10時過ぎ、孫より若い看護婦さんが参り、お父さんこれより尿道内バルーンカテーテルを抜きますと、一物を持たれ一気に抜管された恥ずかしさは何ともはやです。医療従事者に感謝です。
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